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平成19年決算特別委員会

土木費

  1. ドッグランの設置について
  2. 子どもの水遊びの場の拡大について
  3. 多くの子どもが利用する公園内のトイレの改善について

 まず初めに、ドッグランの設置について伺います。
 港区立芝公園では1日に何回か「犬はリードにつないで散歩させてください」などというアナウンス放送が入っています。夕方の犬の散歩時間はノーリード、つまり放し飼いでドッグラン状態になっている光景をたびたび目にします。
 さて、港区では、犬を自由に遊ばせたり、運動させる場だけではなく、飼い主のマナー向上、犬の登録や予防接種などの啓発活動の場として位置づけ、ドッグランを平成19年4月に区立芝浦中央公園に試行オープンしました。この試行期間は3年間とされており、今後は港南緑水公園に本格的にドッグランを設置するとされています。内容はどのようなものなのでしょうか。

土木事業課長(佐野和典君)  平成19年度に区民の意見を聞きながら、港南緑水公園の基本計画案づくりをワークショップ方式により行ってまいりました。その中で、現在の港南緑水公園では、犬を放し飼いにする利用者が多いなどが問題となり、ドッグランを設置することで公園内で棲み分けができるのではないかという意見が多く出されました。区としては、行政だけではなかなか管理運営が難しいことから、利用者による主体的な管理運営を条件にドッグランを設置していくこととなりました。現在、港南緑水公園周辺のペット愛護団体から管理運営に協力をしていきたいとの要望が出されていることから、今後、そういったペット愛護団体と詳細等を協議して、ドッグランを設置していく予定です。

委員(阿部浩子君)  利用者の方が管理をしてくださるということで、本当にそれは好ましいことだと思います。区立芝浦中央公園でも、芝浦港南地域の方々は利用しやすいですが、それ以外の方々は犬を連れていくのも大変だと区民の方から多くの声を伺っています。それが港南緑水公園に本格的に設置されるということはいいことですが、芝浦港南地域以外の方々が利用するのは困難です。
 そこで、先ほども区立芝公園がドッグラン状態になっていることから、東京都立芝公園の一角をお借りしてドッグランを設置できないでしょうか。伺います。

土木計画担当課長(波多野 隆君)  芝公園は区の中央部に位置し、区を代表する公園として区民に親しまれております。そのため、委員ご指摘のドッグランをはじめまして、スポーツ施設、デイキャンプ、冒険遊び場など、区民や区議会からさまざまなご要望が寄せられております。区は、昨年から開催されている芝公園に関する都区連絡会の場で、これらの要望を東京都に伝えております。一方、ドッグランにつきましては、区といたしましても、設置後の維持管理等の課題について十分議論していく必要があると考えております。現在、芝浦中央公園で試行しているドッグランの管理運営状況も検証しながら、区としてのドッグランに関する考え方をまとめた上で、都区連絡会の場で都と議論をしてまいります。

委員(阿部浩子君)  区立芝公園を犬の散歩に利用している方々は、芝地区総合支所管内だけではなく、麻布地区総合支所管内に住んでいる方々もいらっしゃいます。ぜひ東京都にお願いをしていただき、早期に芝地区総合支所管内にもドッグランの設置をお願いいたします。
 次に、子どもの水の遊び場について質問します。
 本会議でも古川地下調節池事業にかかわる一の橋公園の代替施設として新広尾公園について提案させていただきました。親水性のある階段護岸を利用して、子どもたちが水に触れ合う場所になればいいと願っています。港区内では、水遊びできる公園は限られており、区内ではたった11カ所で、子どもを連れて水遊びができる場所まで行くには本当に大変なことだと考えます。おとといも民生費の質問で認証保育所の園児の水遊び場の確保について質問しましたが、それは在宅で子育てをされている方々も水遊び場には大変困っていると聞いています。私の家の近所にある網代公園は1年を通じて多くの子どもたちが遊んでいます。夏場には水道の蛇口がたった一つしかない場所ですが、並んで利用しています。こういった子どもが多く遊んでいる公園にこそ水遊び場が必要です。公園の中に水遊び場を確保する手段がないのかどうか伺います。

麻布地区総合支所地区活動推進課長(所 治彦君)  公園内での水遊びができる施設につきましては、公園の大規模改修を行う際、水遊びの施設や、そのための水の循環施設、水質浄化施設の設置スペースの確保、また、通常の主な利用の形態、さらに地域住民の方々からの要望など総合的に判断した上で設置しております。
 しかし、既存の公園に水遊びできる施設を新規に設置する場合には、地域の皆さんのご理解をいただくとともに、一般の利用者などにも配慮した設置スペースがあるかなどを検討する必要がございます。網代公園は、ご指摘のように、1年を通じて子どもたちの利用が多い公園であると同時に、地域のお祭りなど多くの人が集まるイベントスペースとしてもしばしば利用されております。このような利用形態や現況の遊具の配置、それから新たな水施設の設置が可能かどうか、そういったことを勘案いたしまして検討してまいります。よろしくお願いいたします。

委員(阿部浩子君)  ぜひよろしくお願いいたします。夏場だけでも仮設の蛇口を増設するなど、またホースを利用するなど、何かしらの対策を講じることができると思いますので、ぜひよろしくお願いします。先ほどお祭りでも利用されるということですけれども、お祭りでも洗い物をしたりすると、子どもが並んでいて、一つだと本当に大変なので、仮設でも結構ですから、ぜひ来年度に向けてお願いいたします。
 次に、公衆便所の維持管理について伺います。
 平成18年9月に発表された「港にぎわい公園づくり基本方針」では、公衆トイレ整備の理念を「やすらぎともてなしの公衆トイレづくり」とされています。公衆トイレ整備の課題としては、1)女性や子ども、高齢者、障害者などが安心して利用できる施設整備。2)安全(防犯)、清潔さ(特に臭気)に配慮した整備・維持管理。3)利用上の問題や施設配置・規模等の問題への対応としています。
 今後の取り組みとしては、老朽化したトイレの改修を目指しているわけですが、この基本方針の中では、天徳寺脇公衆便所、檜町公衆便所、十番通宮村町公衆便所、老増町公衆便所、三光坂下公衆便所、日吉坂上公衆便所が老朽化の改善、廃止などの検討対象とされていますが、これらのトイレの進捗状況や改善される点、目途について伺います。

土木事業課長(佐野和典君)  「港にぎわい公園づくり基本方針」に基づく改善・廃止等の検討対象の檜町公衆便所につきましては、代替施設が確保されたため、平成18年度に廃止しております。また、天徳寺脇公衆便所、老増町公衆便所などにつきましては、次期基本計画に反映し、改修を予定しております。今後とも、老朽化した公衆便所の改善等につきましては、地元の意見や要望等をお聞きしながら、子どもや高齢者、障害者はもとより、子育て世代に配慮した、だれもが安心して利用できるような公衆トイレづくりに努めてまいります。

委員(阿部浩子君)  今、公衆便所のことをお聞きしたのですけれども、子どもが多く利用する公園内トイレについても改善していく必要があると考えます。例えば、網代公園内のトイレについても、ベビーベッドは設置されていますが、使い勝手がいいように思えません。例えば、トイレの壁を塗りかえたり、デザインを変えたり、簡単なリフォームでも暗いイメージから明るい雰囲気、入りやすいトイレになるのではないでしょうか。港区の基本理念とされている「やすらぎともてなしの公衆トイレづくり」に積極的に今後の基本計画でも盛り込むなど取り組んでいただきたいことをお願いしまして、質問を終わります。