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平成19年決算特別委員会
産業経済費
- 区内共通商品券について
- 観光情報の発信について
まず初めに、区内共通商品券について伺います。
昨年の決算特別委員会において、商店街の支援、そして区内共通商品券について質問しました。昨年7月から港区内の約100以上の病院や医療機関で利用できるようになりました。医療機関には東京都済生会中央病院、虎の門病院、北里研究所病院などの総合病院も含まれており、高齢者の方々には大変喜ばれています。さらに、歯科医師会、薬剤師会などの協力で歯科や歯医者や調剤薬局でも利用でき、ことし7月では1,642店舗が利用できます。こうした港区商店街振興組合連合会の努力により、利用者の方からも大変便利になったと好評を得ていると伺っています。実際には取扱店の拡大への反響はどのようなものだったのでしょうか。伺います。
◯産業振興課長(鈴木英二君) 区内共通商品券の取扱店でございますが、今、委員がおっしゃいましたように、7月現在で1,412店舗、230医療機関、合計で1,642カ所で利用できることとなってございます。港区商店街振興組合連合会では、商品券の利便性の向上と流通量を増やすために、昨年度から区内の医療機関に協力を求めてまいりましたが、この7月からは港区医師会、麻布赤坂歯科医師会、芝歯科医師会の協力を得られることになりました。また、調剤薬局でも使用できるようになりました。実際に港区商店街振興組合連合会の役員の方や事務局に、利用者からも大変便利になったという声が寄せられていると伺ってございます。
◯委員(阿部浩子君) 多くの方や、また高齢者の方々が利用しやすいということは、寿商品券の配布についても喜ばれている事業だと考えます。昨年も質問したのですが、今後、公共料金の支払いや給食費、スポーツセンターの利用料などにもこの商品券が利用できるようになれば、区民の方々がもっと利用しやすい商品券になるのではないかと考えますが、利用の可能性についての進捗状況はいかがでしょうか。
◯産業振興課長(鈴木英二君) 区でも商品券を利用できるようになれば、さらに流通性を高めることにもなると思いますが、区の税金、それから公共料金や給食費、スポーツセンターの利用料などの支払いは現金での支払いを前提とした仕組みとなってございます。利用の可能性について研究してみましたが、プレミアム商品券では公共料金等を支払うことは実質的に減税、減額につながること、プレミアム分を区が補助しているなどのことから、法的、制度的に問題があり、現在の商品券では困難と考えてございます。
◯委員(阿部浩子君) 課題が多くあることも理解しています。公共料金の支払いなどに利用できれば、より一層商品券の魅力が高まります。あくまでも商品券は公共料金の支払いのために利用することが目的ではなく、商品券に興味を持っていただき、取扱店一覧で地域の商店街でお買い物をしていただくことが商店街を支援する方法になるのではないかと考えます。
次に、プレミアム商品券は取扱店の拡大と区民などの利用拡大を目的に販売され、平成20年度は販売額5,000万円で、そこにプレミアム分10%をつけ、発行額5,500万円が販売されました。プレミアム商品券は毎年好評で、ことしは7月1日の発売から1週間弱で完売になったと聞いております。また、毎年この発売を楽しみにしていらっしゃる方も多いと聞いています。プレミアム商品券の発行額をもっと拡大してほしいと考えますが、区の見解はいかがでしょうか。
◯産業振興課長(鈴木英二君) プレミアム商品券は取扱店の拡大と区民等の利用拡大を目的に、平成10年度から販売されております。区では、発行額のうち、プレミアム分を補助しております。委員のご指摘のとおり、プレミアム商品券は大変好評で、毎年販売を楽しみにしている方も多いと聞いてございます。一方、一部ではございますが、換金目的で購入するなど、本来の目的と相入れない利用の仕方も見受けられます。港区商店街振興組合連合会でも1回の購入額を制限したり、販売所の指導を強化しているところでございます。プレミアム商品券につきましては、本来の目的を踏まえ、利便性の向上した一般商品券の販売量の今後の動向等を十分勘案しつつ慎重に検討してまいります。
◯委員(阿部浩子君) 1週間で完売になるということは、区民の方から大変人気のある事業ではないのかと思います。ぜひプレミアム商品券の発行額の拡大についてもよろしくお願いいたします。
また、この事業については、商店街の支援になることだとも考えています。商店街の発展は区民の方からも喜ばれることであり、利用しやすい商店街が身近にあることが大切です。
次に、観光情報の発信について伺います。
議員になって間もない平成14年度決算特別委員会において、私は観光情報の発信について質問しました。平成14年度の観光事業費の決算額はたったの248万3,502円で、港区では観光費が少な過ぎるということを指摘しました。5年過ぎた平成19年度の観光事業費の決算額は2,182万6,211円で、約10倍になったことが特徴です。この5年間の間、「るるぶ港区版」が発行されたり、「港区観光マップ」や「港区商店街案内シリーズまち歩きマップ」、また、港区や区商連が協力して、港区観光協会が発行している「港区老舗・お薦めの店100選」など、数え切れないほどの事業誌を、日本語版だけではなく、英語版でも発行して提供しています。また、主要ホテルにも配布していると聞いています。この効果については、観光している方々が港区に増えていることについても拝察します。港区としてこの効果についてどのように考えているのか伺います。
◯産業振興課長(鈴木英二君) 決算額が増加した理由でございますが、「港区観光マップ」などの港区全体の観光地図の作成や「港区観光モデルルートガイド」等コース別パンフレット、「港区観光カレンダー」といった多種多様な観光案内資料を充実したことにございます。また、平成16年7月から観光メールマガジンを配信してございます。観光情報の提供手段も充実いたしました。さらに観光街区案内板、観光案内板でございますが、186カ所に設置しまして、観光客の利便性を高め、観光事業の発展を図りました。これらによりまして、観光客の増加はもとより、回遊性を高めるといった効果がもたらされて、潜在された観光資源の発掘にも寄与したものと考えてございます。
また、「港区観光マップ」につきましては英語版も作成してございまして、外国人観光客にも喜ばれております。さらに、観光メールマガジンの配信によりまして、商店街のイベント情報等を即時に伝達することが可能となりました。今後とも、観光客を商店街に向けさせるような工夫をしまして、商業と観光、両方の活性化につなげてまいりたいと考えております。
◯委員(阿部浩子君) 平成15年に議員になってから、たしか当時は商工課だったと思いますけれども、観光の資料が欲しいと思っても全然なくて、この前、産業振興課に行ったら、すごくたくさんの港区の観光資料があって、中でも「港区商店街案内シリーズまち歩きマップ」というのは本当に詳しく書いてあります。また、「港区老舗・お薦めの店100選」の中では、スタンプラリーでスタンプを集めれば抽選に参加できるとか、これは本当にいろいろなところに出かけてみたいなという気にもなるものです。こういった広告物を使って、多くの方に港区の中を観光してほしいと考えます。
また、2008年夏に墨田区で第二東京タワーとも呼ばれている東京スカイツリーが建設を開始し、2011年に完成すると予定されています。港区でのシンボル的存在でもある東京タワーは昭和33年10月14日に完成し、ことし12月で開業50周年を迎えます。今後の東京タワーについてはまだ明らかにはされていませんが、区民としてはその方向性について気になるところです。今後の港区における観光事業の推進については、どのように考えているのか伺います。
◯産業振興課長(鈴木英二君) 昭和33年に立ち上がりました東京タワーは、ことし開業50周年を迎えます。これを記念いたしまして、東京タワーフットタウン3階にギャラリー・カフェ・タワーショップからなる複合型展示空間「タワーギャラリー3・3・3」がオープンいたしました。東京タワー開業以来50年の歴史を振り返る展示スペースとなってございます。東京タワーに来訪する多くの来街者のためにも、区の観光情報のパンフレット等も置かせていただいてございます。また、お台場や虎ノ門、浜松町の各所、また主要ホテルなどに港区の観光情報のパンフレットを民間のご好意で置かせていただいておりますが、さらに交通利便地域にある施設に依頼いたしまして、観光情報の提供手段の充実を図ってまいります。
昨日から発足した観光庁では、外国人客を2倍以上にする目標が立てられました。港区は大使館が75ございまして、外国人の方々も多く暮らしております。外国人をターゲットといたしました観光事業も比較的進めやすい地域と考えております。今後とも、観光関連団体、各商店街、民間事業所、NPO、公共機関等々の相互協力や連携を強化いたしまして、国内外への情報発信、滞在の快適性の向上、区内回遊の利便性と魅力づくり、観光資源のネットワーク、観光消費の増加など積極的、戦略的に事業展開をしてまいります。
◯委員(阿部浩子君) 東京タワーは港区のシンボル的存在でもあるので、今後の動向については、区の方としても注視していただきたいと思います。また、港区に多くの方がいらしていただければ、商店街の活性化についてもつながっていきます。今後とも、積極的に観光事業にも取り組んでいただきたいことをお願いしまして、質問を終わります。
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