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環境清掃費
1、みなとたばこルールについて
2、間伐材を利用したツリーハウスの設置について

 

みなとタバコルールについて質問いたします。みなとタバコルールは、平成15年7月から開始され、5年がたちました。来年度の区の予算では、歳入において特別区たばこ税が約481,000万円です。歳出では、みなとタバコルールに総額1億9,000万円余が計上されています。みなとタバコルールを開始するに当たっては、たばこ税の1%程度をみなとタバコルールの事業に充当するとしていました。導入当時のたばこ税の収入は約50億円、その1%ですから5,000万円でした。平成21年度の予算計上は約1億9,000万円です。特別区たばこ税の何%を占めるのか伺います。

環境課長(今福芳明君)  特別区たばこ税の歳入予算額に占める、みなとタバコルール推進事業費経費の割合につきましては、約4%になってございます。

委員(阿部浩子君)  この4%の事業内容として、来年度はみなとタバコルールを推進する事業として、罰則によらずマナーに訴えるみなとタバコルールを、区民及び来街者に対しより効果的に普及啓発するため、映画館・ケーブルテレビでの啓発CM放映や啓発キャンペーンなどを実施し、各総合支所では指定喫煙場所と歩行者を分ける植栽を設置するなど、周囲に配慮した指定喫煙場所の整備に取り組むとしています。
 しかしながら、区民からは、みなとタバコルールを廃止し、路上喫煙におきましては、千代田区のように罰則制度を設けるべきと私のところにも多くの声が届きます。もちろん、港区に届いていると考えますが、過去にどのくらいの声が寄せられているのか伺います。

環境課長(今福芳明君)  条例に罰則を設けることに関してのご意見につきましては、正確な数は把握してございませんが、平成18年度から今年度までで同じ方からの複数のご意見も含めまして、年平均30件から40件でございます。

委員(阿部浩子君)  先日の歳入の質疑においては、在勤者からの税収、つまり法人住民税は、都区財政調整制度の中で港区には実質的には何も入ってこないこと、また現在では特別区たばこ税が在勤者からの唯一の税収であること、千代田区方式を取り入れても、たばこ税は一時は減収になるが、すぐに回復することが明らかになりました。
 そこで、区民が罰則制度を求める声が大きくても、港区はみなとタバコルールを推進し、港区はたばこを吸う人のマナーの向上を求めていくとされているが、これはどのような理由からなのか伺います。

環境課長(今福芳明君)  受動喫煙を防止するためには、すべての人がたばこの害について感心を持つことが大切と考えてございます。また、たばこを吸う人のマナー・モラルにかかわる部分が大きいことも事実でございます。
 平成15年に健康増進法が施行され、公共施設等多数の人が利用する施設で受動喫煙の防止に努めることが明確にされました。法では屋外の喫煙を対象としてございませんが、区では法の趣旨も踏まえた上で、環境美化とまちの安全を図ることを目的とした区独自のみなとタバコルールとして、喫煙者一人ひとりのマナー・モラルの向上が不可欠と考え、取り組みを進めているものでございます。

委員(阿部浩子君)  マナーですけれども、マナーを守らない方が本当に多いです。私も、きょう役所に来るまでの間、麻布十番から5人程度の方が歩行喫煙をしていることを見かけました。マナーの問題はこれからまたやりますけれども、区長が、区民と協働するのであれば、区民の声を大切にし、賛成意見と反対意見をきちんと受けとめ、この事業について精査していく時期にあると考えます。受動喫煙の害があるとされるたばこを、歩行者と指定喫煙場所を植栽で分離しても、受動喫煙における非喫煙者の害は否めないのではないかと考えます。
 昨年10月に発行された健康みなと21特集号では、「気づいてください、タバコの煙を吸いたくない人がいます」とのリードから始まり、「有害な環境タバコ煙」を掲載しています。区の施策では、みなとタバコルールを推進し、保健所は受動喫煙防止を推進しています。私は、歩行者と指定喫煙所を分ける植栽では受動喫煙の防止にはならないと考えます。区のお考えはいかがでしょうか。

環境課長(今福芳明君)  緑のプランターで仕切る試みは、他の自治体での事例も参考にし、指定喫煙コーナーからの歩行者への受動喫煙の影響をできるだけ少なくすることや、広がりがちな喫煙エリアを明確にし、喫煙者にも歩行者等への配慮を促すためのものでございます。配置方法などによりますが、このことにより一定の効果があるものと考えてございます。

委員(阿部浩子君)  今、効果があるということだったのですけれども、保健所が指導している受動喫煙防止対策の方法なら空間分煙だと思うのですけれども、喫煙場所と非喫煙場所を席や仕切り等で分けているが、空気の流入はある。これは受動喫煙を防げないとされています。つまり、どんなに植栽で囲ったとしても、たばこの煙は屋外に流れるわけですから、そこの横を歩いている人は必ず受動喫煙するわけです。
 今後、みなとタバコルールを区が推進していくのであれば、確実に受動喫煙を防止できる喫煙室などを設けることが必要ではないでしょうか。しかし、喫煙室を設置し、つまり税金を使うことが区民から理解されるのか、考えていかなければいけません。区の見解について伺います。

環境課長(今福芳明君)  現在、庁内でみなとタバコルールPTを立ち上げまして、啓発方法や設備・施設等の改善についても検討してございます。可能なものから順次実施していくこととしてございますが、施設面では指定喫煙コーナーの増設のほかに、喫煙室を設置する可能性も含め検討中でございます。なお、喫煙室を設置する場合、設置の費用などについて、区民の皆様方のご理解が必要と考えてございます。

委員(阿部浩子君)  喫煙室について検討されるのですけれども、本当に区民の理解がなければこのこともやっていけないと思います。たばこにおける受動喫煙という被害が非喫煙者である歩行者に及んでも喫煙させる場所を設置していくことは、植栽によって路上にその場所を設置していくということですが、たとえその数秒でも、その横を通過している人にとっては、嫌な方は本当に嫌なものです。これまではマナーを守って決められた場所で喫煙する方々の話ですが、区内にはマナーを守らず路上で歩行喫煙をする人がいます。この人たちは例えば地下鉄から地上に上がってきたとき、また自転車に乗りながら喫煙している人も見かけます。歩行喫煙は、子どもの目の先でたばこを持っているので、とても危険であり、子どもだけではなく、大人も歩行喫煙者のためにやけどをしたなど、受動喫煙だけではなく、こういった被害も報告されています。区民の反対意見が多い中、なぜみなとタバコルールに力を入れていくのか、区の考えを伺うとともに、今後このみなとタバコルールを続けていくのであれば、区民の理解が必要不可欠です。この理解をどのように求めていくのか伺います。

環境課長(今福芳明君)  みなとタバコルールの推進につきましては、区民の皆さんや事業者との協働によりキャンペーン活動を実施するなどして、一定の効果を上げてきたと考えてございますが、委員のご指摘のように、いまだに歩行喫煙や吸い殻のポイ捨てが少なからず行われている実態があることは承知してございます。特に駅から出てきた通勤者等によるこうした行為を指摘する声も多く、みなとタバコルールが来街者にわかりにくいのではないかというご意見もいただいてございます。
 このため、区といたしましては、特に来街者等を含む昼間区民に対する対策を強化し、みなとタバコルールの浸透を図るとともに、施策の充実を含めまして、区民の皆様への丁寧な説明や周知に努めてまいります。

委員(阿部浩子君)  みなとタバコルールを続けていくことは、やはり昼間人口の税収、在勤者の税収は先ほども述べましたけれども、都区財政調整制度の中には入ってきていない。たばこの税収はかなり大きな額です。それは全く千代田区とは違うところで、そういうことも含めて、区民にきちんと理解していただくことをやっていかなければいけないと考えています。
 千代田区は、昨年11月に区内の83%を路上禁煙地区に指定しました。1回2,000円の罰金ですが、制度が始まった平成1411月から平成2010月まで4万6,994件が適用されています。全国でも約40の自治体が罰則つき路上喫煙禁止条例を制定しています。金曜日の歳入の質疑では、千代田区方式を導入しても特別区たばこ税の税収は一時期減収になっても、その後回復するとされています。
 区民の安全・安心に重点を置いている港区は、喫煙者のマナーに訴えるみなとタバコルールで、区民の安全・安心を守ることができるのでしょうか。今後、港区でもこのみなとタバコルールについて真剣に検討していくべきと考えますがいかがでしょうか。

環境課長(今福芳明君)  罰則等に規制に頼らず、喫煙者のマナーやモラルに訴えて、喫煙者と非喫煙者のすみ分けを図る基本的なスタンスは、区民の皆様方から一定の支持、共感を得ていると認識してございますが、具体的な施策につきましては、さらなる改善や充実が必要と考えてございます。
 現時点では、条例に罰則を設けて取り締まる前に、まずは事業者や来街者に対しまして、わかりやすい周知方法に努めるとともに、みなと環境にやさしい事業者会議をはじめ区内の多くの事業者に対する働きかけを強化するなど、みなとタバコルールの周知徹底に努めてまいります。

委員(阿部浩子君)  私は、平成15年7月から始まったみなとタバコルールについて、当初はキャンペーンに参加し、支持していました。しかしながら、導入から5年がたち、歩行喫煙の状況を見ると、マナーで訴えることに限界があると考えます。罰則制度を導入しないのであれば、田町駅東口の放置自転車を注意している指導員のような歩行喫煙を注意する指導員を配置し、駅前を巡回させるべきです。そういうことを行い、徹底的に歩行喫煙をさせないように取り組むべきです。
 こういうことをしていかないのであれば、区民からみなとタバコルールは理解されないと感じます。再度そのことについて、今後どのように検討されるのか伺います。

環境課長(今福芳明君)  みなとタバコルールの徹底につきましての指導は一部実施しているところもございます。いずれにしましても、マナー方式での徹底ですべて手を尽くしていきたいと考えてございます。やれるところはまだあると考えてございます。よろしくお願いいたします。

委員(阿部浩子君)  やれることはまだあるということなので、注意する人などの指導員を配置することも考えていただきたいと思います。私のところに来た区民の方のお手紙で、「台場地区は子どもが多く、屋外喫煙や歩きたばこによって極めて大きな危険に子どもたちがさらされています。特に失明の危険、歩きながらたばこを吸う必要性は全くなく、ナイフや刀を振り回して歩いていることと同じです。高さによっては子どもが失明する可能性のある歩きたばこを、子どもたちの将来を奪わないために禁止してください。なぜ、港区だけが路上喫煙禁止条例がないのか全く理解できません。いまや日本一くさくて汚なくて危険な掃きだめと化しています。これで安全・安心な子育てなどできるはずがありません。即刻、殺人ガスを発生させるばらまき放題の憲法違反となるたばこの罰則付き路上及び公共商業施設すべての路上喫煙禁止条例の施行をお願いします」、そのまま読んでいるのですけれども、やはり子育てをしている親として、子どもにすごく害がある、失明のおそれがあると考えている区民は本当に多いと思うのです。いま一度このみなとタバコルールについて、真剣にやれることはまだあるとおっしゃっていました。たばこを吸っている人を注意できるように区として努力していただきたいことを強くお願いいたします。
 最後に、みなと森と水会議についてですが、ことし1月21日から31日まで、第2回みなと森と水会議が開催されました。最終日のみなと森と水サミットでは、区長をはじめとしたサミットの開催趣旨に賛同された全国8市区町村の首長が出席され、「わたしのふるさとの森と水」をテーマにしたプレゼンテーションとラウンドテーブル形式のサミットが行われ、みなと森と水サミット「みなとモデル2009」宣言が採択されました。この会議において、有栖川宮記念公園にはツリーハウスクリエーターの小林崇さんが製作したツリーハウスの展示があり、多くの子どもたちが利用し、楽しんだと聞いています。こういったイベントを行い、みなとモデル2009宣言をされたことには一定の評価をしています。しかしながら、ツリーハウスが公開されたのはたった2日間だけだったことが残念です。2日間だけだった理由を警備、安全上の理由としていますが、常時こういった間伐材を利用したツリーハウスを区内に設置してもらうことはできないのでしょうか。

環境課長(今福芳明君)  本年1月21日から開催いたしました第2回みなと森と水会議のイベントの一環といたしまして、有栖川宮記念公園に1月24日、25日の2日間、間伐材のツリーハウスを設置し、区民の親子を中心に延べ1,500人ほどがツリーハウスに登り、木のぬくもりや、その眺めを楽しんでいただきました。
 区といたしましても、なるべく多くの子どもたちがツリーハウスに登り、木との一体感を楽しんでいただきたかったところでございますが、2日間のみの設置とさせていただきました。警備上、安全上の問題から常設の設置は難しいと考えてございますが、今後も森や緑をテーマとした環境イベント等の開催時に、ツリーハウスの設置を検討してまいります。

委員(阿部浩子君)  都会ではなかなか味わうことのできないツリーハウスを、私は多くの子どもたちに利用していただきたいと願うものです。
 質問を終わります。