平成17年度決算特別委員会
《衛生費》

 

1.マタニティマークについて
2.妊婦健康診査費用の助成について
3.母親学級・両親学級について




今年度から出産費用助成がはじまり、出産時にかかる費用負担の軽減がされました。子育てするなら港区から子どもを産み育てるなら港区にかわっていくことを願い質問させていただきます。

まず始めにマタニティマークについてです。

 東京都内、関東近郊のJRや私鉄の電車ではこの8月から厚生労働省が公募したマタニティマークのホルダーを配布しています。用意していた以上に人気があり、数を追加したと聞いております。また、このマークの周知にも取り組んでいて、シルバーシートにもマークの表示をしています。しかしながら、マタニティーマークを知っていても、優先席の前に立っていてもなかなか席を譲ってくれないというのが現状です。

 私は以前、マタニティバッチを母子手帳を取得する際、港区で配布したらどうかという質問をしました。妊娠中であっても妊娠初期はおなかが目立たず他からみても妊婦だと認識されないためです。しかし、妊娠初期はつわりなどがあり、乗り物に乗る際にはつらい思いをする時期です。港区では、コミュニティバスが区内を走っていますが、ここでも妊娠中の方に席を譲ってくださいとされていますが、現状はどうでしょうか。そこで、コミュニティバスの中にもマタニティマークの表示等、また、マタニティマークを多くの方に知っていただくためマークの周知をすべきです。そして、JRや私鉄で配布しているホルダーも数に限りがあり、区でもマークの配布などに積極的に取り組むべきです。出産費用の助成をして、子育てするなら港区として、妊婦にやさしい環境づくりに取り組むべきと考えますがいかがでしょうか。

2.妊婦健康診査費用の助成について

 今年度から妊婦健康診査費用の助成が始まりました。妊娠後期の健康診査への助成で額は3万円です。妊婦健康診査は、妊娠してから心音が確認されるまで、また、出産するまでの定期健診など保険がきかないエコーがあり、15000円程度の金額がかかります。しかしこの3万円は子どもを出産後に手続きをして口座に入金されます。これでは後期の健診助成なのかまた、出産費用の助成なのかわかりません。それなら、出産費用助成の手続きにときにまとめて申請できるようにすべきです。妊娠中は思いがけない出費がかさみます。健診代をクーポンにするなど、妊婦が健診にいっても助成分だけ費用を払わなくてすむように取り組むべきと考えますがいかがでしょうか。

3.母親学級・両親学級について

 港区の保健所では、母親学級・両親学級を開催し、妊娠中から出産後に子育てに関する教室や相談を行っています。母親学級は、第2〜4金曜日の午後1時15分〜3時半まで、3回の日程が組まれています。また、両親学級は、対象がもうすぐパパやママになる方とされ、毎月第一金曜日か土曜日に開催されています。さて、この母親学級や両親学級は、年間300人程度の方が受講されていますが、出生数からみると約25%の方しか参加していません。働いている人にとっては、平日に開催する講座は受講しにくいものです。母親学級についても土曜日か日曜日に曜日をかえ開催するなど、検討すべきと考えますがいかがでしょうか。

 また、この学級は妊娠後期を対象にしています。しかしながら、前期では初めての妊娠に不安に思う妊婦も多いものです。仕事や食事、また、今までの環境から妊娠中は全くかわってしまうからです。つわりがきつくて食べることができない等、初めての妊娠はとまどうことばかりです。区では、前期の方を対象としている講座がありません。また、各総合支所の保健婦さんに相談にいく方法があるなど全く知られていない状況です。前期妊婦にも対応できる相談機能をもつ講座などを開催すべきと考えますがいかがでしょうか。

 子育ては母親だけの責任ではありません。最近では、男性の育児参加ということで育児休暇を取得する男性もわずかながら増えています。男性の参加を促すため、父子手帳を発行している自治体もあります。父親が育児に妊娠中から参加できるためにも、男女共同参画の観点で、両親学級だけではなく、父親を対象にした啓発などを行うべきと考えますがいかがでしょうか。