外国籍生徒等への英語教育

外国籍生徒等への英語教育

東町小学校の国際学級ですが、小学校を卒業してしまうと区立中学校に国際学級がないと多くの声をいただいてきました。

本会議でも国際学級を中学校に拡大すべきとの質問を取り上げてきました。

私の選挙公約で「国際学級の拡充をします」と掲げてきました。

29年4月から、六本木中学校では、「外国籍生徒等への英語教育の充実」が始まります。

英語のネイティブコースです。

現在、週4時間を習熟度別に英語授業を行っており、週1時間が英語科国際という区独自の授業があります。

この週1時間の「英語科国際授業」にネイティブコースとスタンダードコースが始まります。

ネイティブコースは、東町小学校の国際学級を卒業した生徒を始め、二重国籍や海外生活のある生徒が対象になります。

英語能力の高い生徒がさらに力を伸ばし、他の生徒が、英語能力の向上に意欲的に挑戦できる場として、中3で英検2級やTOEIC700点取得など、高い目標を掲げて授業をするというものです。

何故、中学校で国際学級ができないのか?教育委員会の説明では、中学校は教科担任制となるため、各教科の学習内容を英語で確実に教えるESC講師の確保が困難であることだそうです。

ご要望をいただいていた区民の皆さんには、まだまだの結果かもしれませんが、ネイティブコースは、1~3年生のすべての学年で始まります。一歩前進です。

これからも公教育の充実という観点から港区の教育に取り組んでいきます。